アプローチを変えれば続けられる!3タイプの貯金方法

マネー

貯金を始めて着実に貯められた人もいれば、自分は貯金が続かないタイプだと諦めた人もいるのではないでしょうか。

今回は、諦めた人でも続けられるかもしれない、日常生活の中で無理なく貯められる3タイプの貯金方法をご紹介します。

■コツコツが苦手な人にはズボラ貯金

ちゃんと貯金しようとすると、家計管理をして目標金額決めて計画を立てて、中々道のりが長く面倒に感じてしまいますよね。スタートで躓く人も多いと思います。そんな人は助走を飛ばして、とりあえず財布の中にある小銭を貯金してみましょう。

まずは小銭を空にしてお財布にはお札だけの状態で一日をスタートします。あとは普段通りお買い物をして、帰宅後現金の支出がなくなった段階で小銭を貯金箱に入れます。

例えば、毎朝500円の飲み物とパンを買う人なら、最初は1000円札を使います。そのまま家に着くまでお財布のお金で支払いを済ませます。そして家に帰ってからお財布に入った小銭を貯金箱に入れ、次の日はまた1000円札からスタートするのです。

これを1ヶ月続けたら1度、小銭を銀行口座に預け入れます。とても簡単ですが立派な貯金ですよね。

但し、小銭の預け入れは銀行によって手数料の有無や金額が変わってくるので事前に確認しておきましょう。また生活費として消費してしまうのを防ぐために、家計の口座と別にしておくことをおすすめします。

■目標金額に気持ちが折れそうな人には日割り貯金

家計を見直して節約して貯めるとなっても限度がありますよね。目標金額が大きいほど途中で挫けてしまうと思います。そんな人には10ヶ月目標で毎日少額ずつ貯めてみることをおすすめします。

まずは家計収支から現実的な目標金額を出します。そこから目標金額の1割の金額を1ヶ月で割り、1日あたりの目標金額を出します。あとは目標に向けて毎日コツコツ貯めるだけです。

例えば15万貯める設定をした場合、1ヶ月あたり1.5万円、1日あたり500円程貯めていけば10ヶ月後には目標金額に到達します。

今までに比べてノルマが低く見えたり、今日は1000円あるから多めに貯金しようという気持ちが出てくるかもしれませんが、最低でも1ヶ月は目標金額を守って貯めてみてください。目標金額以上を貯金しないことがコツコツ貯金を続ける秘訣です。

■衝動買いしてしまう人には価格調査で節約貯金

貯金はしたいけど家計を引き締めすぎるとストレスが溜まりますよね。たまには自分へのご褒美も必要になります。かといって奮発しすぎると貯まらない。そんな適度にご褒美を用意しつつ、貯めたい人にはネットで価格比較することをおすすめします。

まずインターネットで欲しい商品や類似商品の価格調査をします。この時、後で無駄になるのを防ぐためにも、類似商品は自分の納得できる範囲にしてください。次に、調べて一番安かった価格を控えて、店頭の欲しい商品を見に行きます。店頭価格と比較して躊躇するようであれば、買わずに帰宅してインターネットで一番安かったショッピングサイトから買いましょう。浮いた分が節約して貯金出来た金額です。

これは日常の買い物にも応用できる方法で、安いスーパーで価格を見てから高めのスーパーに行くといつも以上に高く感じますよね。無意識に購入が抑制され衝動買い防止にもなります。

■おわりに

いかがでしたか? ちょっとアプローチを変えるだけで無理なく貯めれる気がしませんか?自分にとって出来る範囲で貯金することが続けるコツです。是非みなさんも試してみて下さい。

執筆者:鍛治田祐子

■ファイナンシャルプランナー

【保有資格】CFP®認定者 1級ファイナンシャルプランニング技能士

隙間時間にサクッとお金の勉強を。
気軽に読めるマネーコラムを執筆中!

鍛治田祐子の他の記事を見る 

コメント

タイトルとURLをコピーしました